NHKちかさとナビ「住まいの危機ローンが家賃が払えない」という記事がありました。
神奈川県在住30代男性のケースです。
この方は今から3年前両親と暮らすために横浜に中古の一軒家を購入したようです。お値段は3000万円。携帯電話販売会社の正社員としてフルタイムで働いておられ、収入は自分の収入30万円と親の年金6万円で合計36万円。支出は食費などの生活費16万円と住宅ローン返済10万円で26万円。月々10万円黒字ですから、かなり余裕があります。
ただし、貯金はほとんどなかったようです。そんなかで訪れたコロナウィルスの感染拡大、勤め先は時短営業することとなり、残業代が激減。給料は15万円に半減してしまいました。収入が21万円に減り、支出が26万円ですから、家計は一気に月5万円の赤字。今は家財を売ってしのいでいるようですが、給料が元に戻らなければ、家を売るしかなくなるというところまで来ているようです。
住宅金融支援機構によると返済方法の変更承認件数は2020年1月~2月は0件に対し、2020年3月~10月は6531件と激増。
NHKが行った世論調査によるとコロナの感染拡大の影響で収入が減ったと答えた家庭は全体の24%にものぼるとのこと。ローン返済が厳しくなった人も激増するのは想像に難しくないです。政府の更なる対策をうって欲しいものです。
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